何気なくSteamストアを見ていると、目に飛び込んできたゲーム。
『Beast of Reincarnation』(ビースト・オブ・リンカネーション)
侍のような少女・尻尾に特徴のある腐蝕犬。
2人が黄金色の地を歩くパッケージデザインは美しいけど、黄昏感もあり引き込まれました。
「こ、このゲームは・・・?」そう思ったのは、なんと発売日の数日前。
雰囲気的に、今流行りの「ソウルライク系か?」と思いました。
ちなみに私の苦手なジャンルです(笑) ※違ったけど
それでも、パケ買いってやつですかね。予約購入しました。
今回は、2026年8月4日にGAME FREAK(ゲームフリーク)から発売された新作『ビーストオブリンカネーション』(略称:ビーカネ)をクリアしたので、実際に遊んで感じたリアルな手応えをレビューしていきます!
『Beast of Reincarnation』(ビースト・オブ・リンカネーション)の評価
ビーカネ無事にクリア。
— ねびねび|社会人ゆるげーまー🎮 (@p1aygame_s2) August 15, 2026
久しぶりに駆け抜けたゲームだった。#ビーカネ #BeastofReincarnation #ビーストオブリンカネーション pic.twitter.com/33shXGEpGu
Steamのゲーム評価やSNSでは賛否両論ある評価になっていますが、
私はとても楽しめたゲームです!
最初にも書きましたが、ぱっと見でソウルライクで、高難易度で、死にゲーで・・・。と、思っていました。
でも実際は、アクションとコマンドの操作バランスがよく、ストーリーをしっかり追っていくRPGという感じです。
高難易度というわけでもなく、詰まることなくクリアまで進めることができました。
約10日間・トータル約34時間でクリアできました。
心地よいスピード感で最後まで駆け抜けることができた一本です。
舞台は、世界崩壊後の日本、さらに世界を蝕む穢れが蔓延し、いよいよ人類滅亡か。という時だと思います。
このゲームをプレイしながら一番思っていたことは、エマとクゥの幸せでした。
この二人の幸せを願わずにはいられない!
このゲームにおいてはそれが1番という気持ちでした。
『Beast of Reincarnation』(ビースト・オブ・リンカネーション)の楽しめた所
タイミングがハマると気持ちいい「ジャストガード」
戦闘は基本的には相手の動きに対応する形になります。
敵の攻撃を見て防ぐ「ジャストガード(パリィ)」は、タイミングさえ合えばあらゆる攻撃を受け流せます。
タイミングが合えばかなり気持ちよく決まる印象で、アクションが得意ではない私でも十分戦えました。
私の戦闘パターンでは、基本は受け流しに専念し、
クゥのスキルや共鳴ゲージを使って攻撃、ダウンしたところへ叩き込むという流れです。
ちなみに、アクション+コマンドバトルというシステムが採用されていて、戦闘中にクゥのスキルがコマンドで選べます。
その時、画面がスローになり、コマンドバトルのターンというふうに切り替わる感じですね。
アクションゲームが苦手な私にとって、このシステムでの戦闘の難易度はそこまで高くありませんでした。
だからこそ助かったというか、丁度よく楽しめたのだと思います。
主人公「エマ」とその相棒「クゥ」と進むストーリー
私がパケ買いをすることになった理由でもある主人公エマとその相棒クゥ。
クゥはとにかく可愛いです。
拠点でクゥを撫でてあげたり、会話イベントもあるのですが、このゲームにおいて癒しだし、
戦闘でも頼れる相棒でした。
エマの雰囲気は「うん、こういう主人公いるよね」って思っていましたね。
クゥの「ワン」という鳴き声に「クゥの言葉いつか分かるの?」と真顔で尋ねるシーンがあるのですが、
それを本気で聞いている無機質さがエマらしくて大好きな場面となりました(笑)
そんな二人の旅ですが、やっぱりエマの変化を感じる瞬間が楽しいですね。
心も、強さも。
過酷な4026年の世界観とエマの存在
物語の舞台は、2026年から2000年が経過した西暦4026年。
ゴーレムが人間を管理していたり、「空に浮かぶ月を見ると命を落とす」という言い伝えなど、ちょっと不気味な雰囲気がただよって、退廃的な世界です。
人類滅びそうで、どうなってしまうのか、先が気になるんですよね。
穢れで蔓延した世界で、人類のために浄化兵であるエマは、
穢れの元凶でもある「輪廻の獣」を討伐する旅に出ることになります。
ちなみに、エマは穢れ人で、穢れを体にに取り込むことができるのですが、
人間から「穢れがうつる」など言われて、酷い扱いを受けています。
まったく酷い話だ。
と言いたいとこだけど、穢れで人類が滅亡しかけてる世界なので設定的にはしかたない流れか・・・。
マップは広すぎないサイズ感で、かなり高低差を活かしたマップになっています。
割とどこにでも登れるので、敵を避けて移動したり、無駄に登ったりして景色を眺めたりしました。
GAME FREAK(ゲームフリーク)ってあのポケモンの?
開発があの『ポケットモンスター』シリーズを作っている
GAME FREAK(ゲームフリーク)だと知ったときは、純粋に衝撃でした!
明るいイメージから一転、退廃的でシリアスなゲームも作るのか・・・と。
調べてみると、こういうゲームの開発は今回初だったようですね。
死にゲーほど硬派すぎず、程よい手応えで集中できる絶妙な塩梅。
個人的には、こういうバランスのゲームをもっと作ってほしいなと感じる挑戦作でした。
ただし、Steamでのゲームの評価は賛否両論。
厳しい意見もあるので、まだまだ伸びしろだらけってことですね。
『Beast of Reincarnation』(ビースト・オブ・リンカネーション)の残念だった所
被弾時のリカバリーがシビア
気持ちよく決まるジャストガードですが、手放しで完璧とは言えない部分もありました。
一度攻撃を食らってしまうと、次のガード入力が反応しにくく感じられる場面があり、そのまま連続で被弾しやすい点です。 決まったときの爽快感が大きいだけに、このもどかしさは際立って感じられました。
高低差のあるマップでの迷いやすさ
立体的なマップ構造は探索の面白さでもあるのですが、祠やアイテムへの行き方が直感的に分かりにくい場面もありました 。
クゥは近くに何かあると、知らせてくれるのですが、意外と探知機能が広いです。
そのため、普通に進んで行けば見えるアイテムや、
まだ見えてない、行くことができない祠なんかも、知らせてくれるんですよね。
これが無駄に探し回ってしまう原因になったりします。
ボス戦の流れがやや単調
ボスである、ヌシ戦は、行動パターンを見極める楽しさがある反面、「撃破」→「第2形態」→「穢れを取り込む」→「気絶して過去の記憶を見る」という流れが固定パターンだったのは気になりました。
もうお決まりのパターンすぎて、毎回気絶してるのに違和感を感じてしまいますね!
ただ、ボスの攻撃パターンに関しては、決まっているぶん、落ち着いて戦えました。
これが、毎回違うパターンの攻撃だったら個人的にはちょっとしんどいですね。
これからプレイする方へ(修正パッチ情報)
遊びやすさを向上させるアップデートパッチが配信されました!
- カメラ距離を「近・中・遠」から選択可能に(視認性が向上)
- 文字サイズ・字幕サイズを調整可能に
- ボタン割り当てをカスタマイズ可能に(インタラクトボタン、マウスのサイドキーなど)
- ジャストガードの受付タイミングを調整
- イベント・ムービーの連続再生を防止
- ボス・雑魚敵のバランス調整
- 水没・落下によるHP減少を廃止
- DLSS 4/4.5・FSR4に対応(PC版)
これから新しく始める方は、より快適な環境でエマたちの旅を楽しめます。
ちなみに、私がクリアしてから修正入ったんですよねー。
もうちょっと早ければ・・・(笑)
【ネタバレ注意】終盤の展開と感想
※ここからは物語の結末に触れています。
終盤に向けて散りばめられた謎が一気に収束していく展開は結構急だったな、という印象でした。
荒廃した現世を捨てて逃れた人類が再び戻ろうとする構造は、『ニーア』シリーズのような切なさを感じさせます。
正直このお話の大筋よりも、クゥとエマのことの方が気がかりでなりませんでした。
さっきも言いましたが、「ニーア」っぽい感じがするので、なんとなく「ストーリーはそういう感じね」という察する力で補完してました(笑)
計画の「器」として生まれたエマの、最後の戦いの後の『もっと生きていたかった』という言葉。
感情の乏しかったエマがここまで・・・と、感動と悲しみで複雑な気持ちでした。
しかし、話の流れ的に多分エマは大丈夫・・・!と信じていました。
最後はクゥとエマの絆、さらにはカグラのエマを想う気持ちで、再びエマに出会えて、3人が穏やかに暮らす結末へ。
道中の重苦しさを乗り越えたからこそ、救われる温かいラストでした。
ヴァイオレットも好きだったので、少し寂しいですが、個人的にはハッピーエンド!
ちなみに、現世の穢れが消えたのかどうか、生きている人達はどうなったのかは分かりません。
続編でもいいし、3026年ぐらいの過去の話でもいいので、シリーズ化は希望です。
でも、またエマとクゥに会いたいから、続きかな。
まとめ|パッケージを見て惹かれたなら買い。
細かな粗はあるものの、それを大きく上回る「世界観の引力」「キャラの良さ」「相棒との共闘感」が詰まった大満足の一本でした!
忙しい毎日の中でも、「平日の夜に少しずつ進めて、心に残る物語と手応えのある戦闘を味わいたい」という方にオススメ。
でも、道中はちょっと不安な気持ちになっちゃうかも(笑)
気になった方は、ぜひエマとクゥの旅路を見届けてみてくださいね!

